2014年8月8日金曜日

日本もようやく本格的な電子書籍の時代にー私の著書も電子化

日本もようやく本格的な電子書籍の時代に入った。

まず、丸善が「機関向け電子書籍提供サービス」の提供を開始、学術情報に特化した電子書籍を提供するプラットフォームが出来上がった。そのWeb SiteはMaruzen eBook Libraryと呼ばれ、私の専門分野である社会科学では2,263冊が電子化されている。最も古い著作としては、アーヴィング・フィシアー(著)、久武, 雅夫(翻訳)の『価値と価格の理論の数学的研究』、1933年もある。

私の日本語著書『日米コーポレート・ガバナンスの歴史的展開』も、そのひとつとなった。機関向けなので、今のところ図書館経由でないと利用できない。もちろんリモート・アクセスを利用すれば、自宅等でも読める。
また、電子書籍の本来のメリットである、「複数のeBook を対象にした横断的なフリーキーワードによる全文検索が可能」、「印刷・ダウンロードも可能で、ダウンロードしたPDF ファイルは、個人利用の目的に限り各種デバイスで閲覧可能」である。

上記書の印刷版が増刷が難しくなっているので、電子化の実現を心待ちにしていたが、これで学生も図書館で簡単に利用できるようになるだろう。

ところで、私の英文の最初の電子図書Historical Development of Japanese Companies: Corporate Governance and Foreign Investment Expanded and Revised Second Editionを刊行したのが、2009年6月19日なので、それからほぼ5年が経つ。日本の電子図書化はあまりにも遅れている。さらに言えば、上記の丸善版も個人向けではない。また、個人の出版へのアクセスも十分とは言えない。
この遅れを挽回し、図書の電子化を進めるためには、書店、出版社の努力だけではなく、著者の出版への努力も欠かせないと思う。

近く紀伊國屋でも上記の図書を電子化することになっているので、上記書は今年には幅広く利用できると思われる。これについては、後日、本ブログで紹介したい。

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