「ファブレットASUS Fonepad Note 6と、スマホ電話SIM フリーDataでスマホを開始」を、このブログに記載してから、意外にもかなりのアクセスがあったので、その後を書いておきたい。
1) まず電話だが、通常の電話回線を使う楽天電話を使っている。楽天電話の説明によると、ドコモなどに比較すると、半額になっているという。この契約には無料分が無いので、電話の使い方をよく考えるようになった。
そして、学生との連絡は主にLINEで行っているので、学生との話はLINE電話を使っている。この場合は無料になる。ただし、LINE電話はインターネット回線を使っているので、通話品質は決して良くない。
こうして、全体として見れば、おそらくドコモでの通話料よりは安くなると思われる。
2) 私にとって、本や資料を読むのは仕事だが、私の本を含むKindle Bookを読むのに、ASUS Fonepad Note 6のディスプレイが6インチであるのはとても助かる。字が小さい場合は、横にすればほとんど問題ない。7インチあればベストだが、7インチでは電話を別に持つ必要があるので、今回の選択は良かったと思う。
3) 現在作成中の文書等について言えば、Word、Excelはそのまま読めるし、その他(たとえば一太郎)はWordに変換すれば良い。データは、PCからGoogle Driveに転送し、スマホでダウンロードすれば簡単だ。もちろん、写真も同様だ。
Google Driveは、これ以外にも実に多様な使い方ができる。たとえば、フォームを使って作成した、ゼミのメンバーの就活報告や欠席連絡などでもとても便利である。
さらに、上記のファイルの簡単な修正なら、スマートフォンでOfficeSuite ProやPolaris Officeを使えばできる。
4) 最後に、改めてドコモと話合った経緯を紹介したい。ドコモ担当者は、なぜ高額な定額通信料を払わなければならないについて、アンドロイド等の基本ソフトや、アプリの更新が頻繁に行われるので、どうしてもハイスピードで常時インターネットに接続しておく必要があると説明した。
私のスマートフォンでも、確かにアンドロイドやアプリの更新は頻繁に行われている。しかし、Wifiで接続している場合に行われている場合がほとんどで、何も問題ない。
このように、私のいわゆる格安スマホは、予想以上に快適に使うことできている。これからも多くの格安スマホが登場し、その市場が活気づくのを期待したい。
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2014年5月15日木曜日
2014年5月14日水曜日
四国大学経営情報学部創設時の面々大集合
(左の写真はクリックすると大きく表示されます)
5月11日、四国大学経営情報学部が設立された際に参画し、今では退職された先生方お二人と、私を含む退職まであと数年の2名が、大阪に集まった。集まったのは、これで2回目、次回は卒業生にも参加してもらおうということになった。
右は創設時学部長だった田中宏先生、ご専門は経営工学である。すでに大学からは退いておられるが、自動車、自転車、徒歩で全国を回られ、84歳とはとても思えないお元気さである。そして、写真を写したときは気がつかなかったが、なんとお若い!ピースをされておられる。
その横には、四国大を去られるときには、就職センター長として一貫して大学と社会の結びつきを強められた竹内準治先生。長らく中小企業診断士として社会でご活躍になっていたが、四国大学では経営学を担当された。80歳になられる今年3月までは、甲子園大学の教授として、甲子園大学の発展に貢献された。
中央左は、岡山理科大教授の澤江隆一氏、大学HPによると、「理論計算機科学および数理物理における等質空間の研究」が専門とある。それは一体何か、私には未だにわからないので、次回は数学の講義をしてもらおうと思っている。意外に彼はおしゃれで、写真からはわからないが、髪を伸ばし後ろで束ねている。
この日は設立当時の話や、ともに活躍された先生方について、また1期生の活躍の話題で盛り上がった。そして、先日亡くなれた前理事長の佐藤久子先生の生前のご活躍にも話が及んだ。この場を借りて改めて先生のご冥福をお祈りしたい。
地方の大学の発展が以前よりも難しくなりつつある今、四国大学は大胆な改革に取り組んでいるようだ。私達が勤務していた当時無かった看護学部が設立されている。私達も、四国大学のいっそうの発展を応援していこうということで会は終わった。
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2014年5月5日月曜日
マンキュー先生による「どのようにうまく書くか」, How to Write Well, GREG MANKIW'S BLOG
どのようにうまく文章を書くか、とても難しい。英語となるとさらに難しい。GWで机を整理していたら、以前に印刷していたN. Gregory MankiwのHow to Write Wellという短い文章が出てきた。とてもうまく書けているので、Beyond Wordsさんの訳語を併せて掲載したい。何よりも私が学んでいきたいと思う。
ERP Writing Guidelines (「大統領経済報告」作成のためのガイドライン)
・Stay focused. Remember the take-away points you want the reader to remember. If some material is irrelevant to these points, it should probably be cut.
* 焦点を絞る。読者に記憶して欲しい事柄を覚えておく。資料がその事柄と無関係ならば、おそらくはカットされるべきである。
・Keep sentences short. Short words are better than long words. Monosyllabic words are best.
* 一文を短くする。長い単語よりも短い単語がよい。単音節の単語がベストである。
The passive voice is avoided by good writers.
* いい書き手は受動態を使わない。
・Positive statements are more persuasive than normative statements.
* 規範的記述(「どうあるべきか」:訳者補足)よりも実証的記述(「どうなっているか」:訳者補足)の方がより説得力をもつ。
・Use adverbs sparingly.
* 副詞を控えめに使う。
・Avoid jargon. Any word you don’t read regularly in a newspaper is suspect.
* ジャーゴン(専門用語)を避ける。新聞であまり見ないような単語はその可能性がある。
・Never make up your own acronyms.
* 独自の略語を作り出さない。
・Avoid unnecessary words. For instance, in most cases, change
* 不必要な単語は使わない。例えば、ほとんど場合は以下のようにすべきである。
o “in order to” to “to”
o “whether or not” to “whether”
o “is equal to” to “equals”
・Avoid “of course, “clearly,” and “obviously.” Clearly, if something is obvious, that fact will, of course, be obvious to the reader.
* 「当然」や「明らかに」、「疑いもなく」という表現を避ける。明らかに疑いもない事実は、当然、読者にとっても疑いのない事実だから。
・The word “very” is very often very unnecessary.
* 「とても」という言葉は、かなり頻繁にかなり不必要である。
・Keep your writing self-contained. Frequent references to other works, or to things that have come before or will come later, can be distracting.
* 自己完結する文章にする。他の文書や、以前の文書、将来発表される文書に頻繁に言及することは、読者の気を逸らせてしまう。
・Put details and digressions in footnotes. Then delete the footnotes.
* 細目や余事は脚注に載せる。その後、脚注は削除する。
・To mere mortals, a graphic metaphor, a compelling anecdote, or a striking fact is worth a thousand articles in Econometrica.
* 普通の人間にとって、生き生きとしたメタファーや、印象的な逸話、衝撃的な事実は、Econometrica(経済学の学術雑誌)に掲載される論文にあるからこそ意味がある。
・Keep your writing personal. Remind readers how economics affects their lives.
* 人間的な文書を書く。経済学が人生に影響を与える読者がいることを覚えておく。
・Remember two basic rules of economic usage:
* 経済学上の用法の2つの基本的なルールを覚えておく。
o “Long run” (without a hyphen) is a noun. “Long-run” (with a hyphen) is an adjective. Same with “short (-) run.”
o ハイフンがない「Long run」は名詞である。ハイフンがある「Long-run」は形容詞である。「short(-)run」も同様。
o “Saving” (without a terminal s) is a flow. “Savings” (with a terminal s) is a stock.
o 末尾に「s」がつかない「Saving」は流れるもの。末尾に「s」がつく「Savings」は蓄えるもの。
・Buy a copy of Strunk and White’s Elements of Style. Also, William Zinsser’s On Writing Well. Read them—again and again and again.
* Strunk and White’s Elements of Styleを買っておくこと。William ZinsserのOn Writing Wellでもいい。それを繰り返し、繰り返し、繰り返し読むこと。
・Keep it simple. Think of your reader as being your college roommate who majored in English literature. Assume he has never taken an economics course, or if he did, he used the wrong textbook.
* シンプルに書く。英文学を専攻している大学時代のルームメイトを読者だと考える。彼が経済学の単位を取っていないと想定する。もし取っていたとしても、間違った教科書を使っていたと考える。
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ERP Writing Guidelines (「大統領経済報告」作成のためのガイドライン)
・Stay focused. Remember the take-away points you want the reader to remember. If some material is irrelevant to these points, it should probably be cut.
* 焦点を絞る。読者に記憶して欲しい事柄を覚えておく。資料がその事柄と無関係ならば、おそらくはカットされるべきである。
・Keep sentences short. Short words are better than long words. Monosyllabic words are best.
* 一文を短くする。長い単語よりも短い単語がよい。単音節の単語がベストである。
The passive voice is avoided by good writers.
* いい書き手は受動態を使わない。
・Positive statements are more persuasive than normative statements.
* 規範的記述(「どうあるべきか」:訳者補足)よりも実証的記述(「どうなっているか」:訳者補足)の方がより説得力をもつ。
・Use adverbs sparingly.
* 副詞を控えめに使う。
・Avoid jargon. Any word you don’t read regularly in a newspaper is suspect.
* ジャーゴン(専門用語)を避ける。新聞であまり見ないような単語はその可能性がある。
・Never make up your own acronyms.
* 独自の略語を作り出さない。
・Avoid unnecessary words. For instance, in most cases, change
* 不必要な単語は使わない。例えば、ほとんど場合は以下のようにすべきである。
o “in order to” to “to”
o “whether or not” to “whether”
o “is equal to” to “equals”
・Avoid “of course, “clearly,” and “obviously.” Clearly, if something is obvious, that fact will, of course, be obvious to the reader.
* 「当然」や「明らかに」、「疑いもなく」という表現を避ける。明らかに疑いもない事実は、当然、読者にとっても疑いのない事実だから。
・The word “very” is very often very unnecessary.
* 「とても」という言葉は、かなり頻繁にかなり不必要である。
・Keep your writing self-contained. Frequent references to other works, or to things that have come before or will come later, can be distracting.
* 自己完結する文章にする。他の文書や、以前の文書、将来発表される文書に頻繁に言及することは、読者の気を逸らせてしまう。
・Put details and digressions in footnotes. Then delete the footnotes.
* 細目や余事は脚注に載せる。その後、脚注は削除する。
・To mere mortals, a graphic metaphor, a compelling anecdote, or a striking fact is worth a thousand articles in Econometrica.
* 普通の人間にとって、生き生きとしたメタファーや、印象的な逸話、衝撃的な事実は、Econometrica(経済学の学術雑誌)に掲載される論文にあるからこそ意味がある。
・Keep your writing personal. Remind readers how economics affects their lives.
* 人間的な文書を書く。経済学が人生に影響を与える読者がいることを覚えておく。
・Remember two basic rules of economic usage:
* 経済学上の用法の2つの基本的なルールを覚えておく。
o “Long run” (without a hyphen) is a noun. “Long-run” (with a hyphen) is an adjective. Same with “short (-) run.”
o ハイフンがない「Long run」は名詞である。ハイフンがある「Long-run」は形容詞である。「short(-)run」も同様。
o “Saving” (without a terminal s) is a flow. “Savings” (with a terminal s) is a stock.
o 末尾に「s」がつかない「Saving」は流れるもの。末尾に「s」がつく「Savings」は蓄えるもの。
・Buy a copy of Strunk and White’s Elements of Style. Also, William Zinsser’s On Writing Well. Read them—again and again and again.
* Strunk and White’s Elements of Styleを買っておくこと。William ZinsserのOn Writing Wellでもいい。それを繰り返し、繰り返し、繰り返し読むこと。
・Keep it simple. Think of your reader as being your college roommate who majored in English literature. Assume he has never taken an economics course, or if he did, he used the wrong textbook.
* シンプルに書く。英文学を専攻している大学時代のルームメイトを読者だと考える。彼が経済学の単位を取っていないと想定する。もし取っていたとしても、間違った教科書を使っていたと考える。
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