2015年12月21日月曜日

SSDを128GBから256GBに取り替える、このような単純な作業がWindows 8.1はできない

私が使っているPCのシステムが入っているCドライブのSSDの容量(128GB)が小さくなってきたので、256GBに取り替えたが、システムの復元がなかなかうまくいかなかった。そこで、その過程を以下で報告し参考にしていただきたい。今やSSDはPCの動作を速くするためには必須であり、この間価格もようやく下がってきたので、同じことを考えている人は少なくないと思う。

私のPCの状態は次の通り:Windows8.1(購入時には8だったがupgradeしている)、64ビット。

まず当然ながらWindows 8.1でシステムイメージを作成しドライブを復元する方法を試みた。
「コントロールパネル\システムとセキュリティ\ファイル履歴」で、システムイメージバックアップを行った。問題はこのときに、Microsoftは、このイメージを使って復元を行う際にどのような制約があるかを明らかにすべきであった。私は何も制約がないと思い、これを使って、入れ替えた容量の大きなSSDにシステムを復元した。その結果動作はしたが、以下の図(拡大して見れます)のようになり、Cドライブの容量を増加させることはできなかった。
Cドライブは元のサイズのままで、右から2つめの回復パーティションを挟んで、134GBもの未割り当て領域ができてしまっていた。これをCドライブと結合する方法をいろいろと試みたができなかった。

私自身の能力では無理かなと思って、Microsoft Communityに質問した。そのやりとりは、クリックしてご覧ください。

結局、解決策は見つからなかったので、MicrosoftのAnswer Deskに電話で問い合わせしたが、結局できないという返事だった。
できないなら、システムイメージバックアップを行う条件を明示すべきではないかと言ったが、適切な回答は無かった。Microsoft社にクレームの処理をして欲しいと言ったが、アメリカ本社に伝えますとのことだけだった。ITの巨人Microsoftの対応はこの程度のものかと本当にがっかりした。

Windowsを使ってのシステムイメージの作成と復元はあきらめ、「LB イメージバックアップ11 Pro」を購入して試みた。いくつか問題はあったが、Cドライブの拡張はうまくいき、今のところ問題なく作動している。
この程度の機能をWindowsが持っていない、サポートもまったく貧弱、問題発生後の対応もお粗末で、世界のPCの基本ソフトで高いシェアを誇るMicrosoftのもうひとつの側面を見せつけられた感じがした。巨額の利益を得ているのだから、その利益の一部をソフトウェアの改善、サポートの充実に振り向けて欲しいと思う。それこそが顧客志向なのではないか。

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