2016年11月29日火曜日

新保ゼミ同窓会、連絡にLINEとWeChatの威力


新保ゼミ全卒業生の同窓会


新保ゼミ全学年合同の同窓会のため、とりあえず一度気楽に集まろうと言うことになっていたが、ようやく11月下旬に実現した。

多くの卒業生が仕事の多い東京と出身地の地方にいる、サービス業で働いている場合が多く土曜日夜は仕事がある、かといってそれ以外の日に会合を設定しにくい、等がわかっていたが、とりあえず集まってみようということになった。

その結果、先週土曜日に、20数名が各地から集まり、同じ数のメッセージが欠席者から寄せられた。わざわざ出席してくれていたが、土曜日の夜だったため、途中で仕事に向かうという人も何人もいた。

卒業生達は、様々な分野の最前線で活躍しており、会では年齢と職種を超えて経験を交流できてとても有意義だった。左上は当日の写真のひとつである。

LINE
同窓会準備の連絡で威力を発揮したのがLINEとWeChatである。

まず、日本での連絡はLINEで行うことにした。かなり以前の卒業年度のグループほど人数は集まりにくかったが、それでも全学年にグループができた。学年ごとにグループを作っておけば、学年ごとの同窓会もできる。今のところ、連絡が取れているのは、全卒業生の3分の1ほどである。
LINEはfacebookに比べ、あまり個人情報を公開しなくてもよく、比較的狭い範囲の親しい人どうしで使えるアプリなので、日本やアジアで人気が高まっている。卒業生の中にもfacebookとLINEの両方、あるいはそれぞれのみを使っていると多様なので、LINEのみの人を考慮して、ネットワークは基本的にLINEのみとした。

ところで、私達世代にとって最大の問題は、何人もの人々と、場合によっては同時に連絡するために、スマートフォンでは早く入力できないことである。そこでPC版LINEを使った。
ただしこれにはいくつか制約がある。最大の制約は、相手のスマホによっては、こちらのPCに、「[Letter Sealing]、ご利用の端末では[Letter Sealing]に対応していないため、このメッセージを表示できません。モバイル端末の[設定]>[トーク・通話]で[Letter Sealing]の設定を変更してください。」というメッセージが出て読めないことである。こうなれば、スマホで読み書きする以外にはない。

PCを使えない場合には、入力を簡単にするために、スマホとキーボードをつなぐ方法がある。最近ではどの機器もブルートゥース接続が簡単に出来るので、それが一番簡単である。私は、Logicool ロジクール K380 Bluetooth マルチデバイス キーボードを使っている。キーがやや小さいが、PCとの切り替えが可能である。

WeChat
LINEとともにとても役にたったのがWeChat(微信、中国語読み:ウェイシン)である。この使い方をゼミ卒業生に教わって始めたところ、あっという間に中国にいる多くの卒業生と繋がった。LINEと同じような感覚で、日本語でも使える。ただ、たとえWeChatであれ、政府批判が本格的に行われれば、ただちに遮断されるという。

これから、様々なSNSアプリが現れ、人々のネットワークを多様に急速に拡大させるだろう。それは、過去の住所録だけに頼ったネットワークをもう一度復活させるだろう。
私の卒業生のネットワークもさらに拡大し、全体でも学年ごとでも、卒業生どうしの経験交流と協力の場がいっそう充実することを大いに期待したい。

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