ベトナムにはダナンを始め、観光地として魅力ある都市・地域が多いが、同時に、コロナ・ウィルスがまん延した中国に代わる生産基地としても、多くの企業の注目を集めている。
ダナンと言えば、私達世代には、ベトナム戦争の大激戦地のひとつとして忘れることができない都市である。ベトナム戦争が終了したのが1975年、今年でもうすぐ45年になる。ベトナム全土を巻き込んだ戦争から、わずかに45年で急速な復興を遂げることができたのは、本当に驚異的である。
(1)ホテルからの眺め |
市内から離れているので、都会の喧噪から逃れることができる。
(2)ホテルからの眺め |
「ビル・ベンスリーが数年かけてベトナムの寺院、御陵、現在の村を訪れ、リゾートに独自の建築を加え」たと、ホテルのHPには書かれている。
(3)絶景のレストラン・シトロンから |
写真(1)は、ホテルから海に向かって左側、(2)は右側になる。撮影した日は天気が悪く、海がとても荒れていて、画面がかなり暗くなっている。
ホテルを訪れる客の多くが一度は座って、食事やアフタヌーンティーを楽しみたいと思っているのが、写真(3)のホテルのレストランのシトロンの、海に突き出した席である。多くの日本の若い女性達が座って、写真を撮り、ティーを楽しんでいた。
写真(4)はホテルの各部屋への入口のひとつである。これもビル・ベンスリーの設計なのだろう。それぞれの建物、入口、内装、そして道路、至る所が、ここまでこだわるかと思うほど豪華な作りで、シンプルで機能的なものにすっかり慣れている私達は圧倒されてしまう。
(4)建物のひとつの入口 |
なお、高台のホテルから海岸へは常時動いているゴンドラに乗ってすぐに行け、いつでもビーチで遊ぶこともできる。
ところで、このホテルのもうひとつの楽しみが、「アカアシドゥクラングール」という希少で、とても美しい猿に間近で出会えることである。私は、ホテル内で何度か出会うことができ、たまたま動画を撮ることができた。
猿comは、「世界一美しいサル?」として、また、「小貝哲夫『スコーロン』フィールドインプレッション」は、断定的に「世界一美しい猿」として紹介している。これらのサイトでは多くの近影画像を見ることができるが、あわせて上の動画もご覧ください。