(2022年)12月17日、甲南大学で開催された関西EU研究会で、2015年の退職後初めて、学会・研究会での報告を行った。
テーマは、左の画像にあるとおり、「ロシアのウクライナ侵攻の背景と対ロ経済制裁」であった。左は当日用いた、Google Slideの表紙画像である。
そのGoogle Slideのデータは、私のwebsiteに掲載したので、ご参照ください。
報告の概要は次の通りで、2と3の箇所を特に詳しく報告した。簡単な自己紹介 3 - 4(数字はスライド番号)、1 ウクライナ危機、2022 年初頭 5 - 6、2 プーチン政権と⼀体化するロシア国有企業群 7 - 9、3 制裁で打撃を受けるロシア企業とオリガルヒ 10 - 12、4 ソネンフェルド調査最新版におけるドイツ企業 13 - 14、5 ウクライナの対ロシア戦争の3つの領域 15 - 16、【補足1】論文「ロシアの衰退と、ウクライナ戦後の世界体制」 17 - 18、【補足2】今回の報告を引き継ぐ私の研究 19、【補足3】溝端佐登史氏と下斗米伸夫氏の最新の研究 20、参考:私のこれまでの主な研究 21 - 22。
1から4までは、すでに公開した、私の論文集の要約である。論文集については、私のwebsiteに掲載し、私のBlogでも紹介している。ぜひあわせてご参照ください。報告時間は約1時間、その後1時間以上の熱心な議論が続いた。研究会のメンバーは関西の経済、政治などのEU研究者であるが、様々な角度からの専門家としての貴重な質問と意見が述べられ、私にとっては今後の研究にとても有益だった。
今回は、久しぶりの学会・研究会報告であり、また始めてChromebookを用いた、印刷物ではなくwebsite上の私のデータを利用するという試みであったので、やや緊張したが、無事終了した。研究会後には、懇親会が和やかに開催されたが、残念ながら高齢者の私は、感染に気を付けるため、短時間で退出した。
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