今、青もみじの季節だという。以前から青もみじはこれほどまでに注目されていたのだろうか。
青もみじとは、「赤く色づく前のカエデ」。
と言うことで、特別拝観中の瑠璃光院と蓮華寺に行ってみた。
左の写真は瑠璃光院の入口、門から青もみじがさっそく出迎えてくれた。八瀬比叡山口から歩いてすぐである。京阪電鉄、叡山電鉄がパンフレットを出しているので、多くの観光客が訪れている。
門をくぐって建物に着くまで、一面の青もみじである。
この季節は、とても清々しい風が吹く最も過ごしやすい季節のひとつである。やや高くなっている丘から吹き下ろしてくる風に吹かれながら、建物に入った。
とても丁寧なご挨拶をいただき、期待に胸を膨らませながら門をくぐった。
建物の中からは八瀬が一望できる。
左の写真は本ブログの5月の背景に使っている。青もみじともに、ほのかなピンク色の花が咲き乱れているのが何とも対照的で美しい。
帰途、空を見上げてみた、一面青もみじ、改めて青もみじに埋め尽くされていることがわかる。
ここしばらくずっと晴れた日が続いているが、雨が降れば緑がいちだんと映えるだろうなと思う。雨は、木々をさらに美しくする。
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最後の1枚は、瑠璃光院がある八瀬比叡山口のひとつ手前の駅、三宅八幡から歩いて行ける蓮華寺の庭である。同じく青もみじが美しいお寺である。
こちらは宣伝が少ないせいか、観光客もやや少なく、建物内はとても静かで、じっと座って庭を鑑賞できる。訪れている観光客もとてもマナーのいい人ばかり、このような場所に来るとほっとする。
京都の主要なガイドブックには、残念なことに、これらのお寺の解説は無い。でも京都の代表的なお寺にけっして負けない美しさがある。
おそらく、多くの人の地道な努力がこうした美しさを作ったのだろう。
秋には、ぜひとも真っ赤に染まったお寺を見てみたい。
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