左はその入口。
なぜか、京都の最も有名な観光地の一つとはなっていないので、訪れる人もそれほど多くはなく、静かに散歩が楽しめる。
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「「しょうざん」の建設は、昭和26年にさかのぼる。 ここは、西陣に生まれ、戦後いちはやくウールお召しを開発して世に広めた創設者、故・松山政雄が思い描いた「花と緑の観光工場」。 京の山々を借景に、さらに手をほどこした三万五千坪の庭園。またそこに、戦後消失の運命にあった美しい日本の建造物を移築し、広く万人におとずれてもらい公開を始めたのが「しょうざん」の始まり」だと言う。
入ってまず目に入るのが、上の玉庵である。「京都紫野大徳寺10代管長・清涼室歡渓紹忻老師の命名の茶室で、昭和39年に当地へ移築」されたという。
続いて、左の峰玉亭である。
「全国から撰りすぐりの材料と大工・左官などの職人衆を集め、昭和37年から約3年を費やして完成させた「しょうざんJ の迎賓館」である。
これら以外にもすばらしい建物がいくつもある。
この庭園の最もすばらしいのは、自然の小さな川が流れていることである。川は庭園内をいくつも流れている。川の向こうには、小さな滝があり、水はそこから流れ落ちてくる。
ここにたたずんで川の流れに耳を傾けると、ほんとうに心が落ち着く。
ぜひもう一度来て、川の流れを数分間でも動画で撮っておきたいと思う。
紅葉の季節に来れば、庭園全体が真っ赤に染まってさぞかし美しいに違いない。
庭園の入口に事務所があり、そこで、庭園に通った運転手さんの撮った写真があるが、燃えるような庭園を写していてすばらしい。
最後に、ぜひ見てほしい作品である。
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