2019年2月22日金曜日

奈良公園にようやく春、片岡梅林から

ようやく春が近づいてきたので、奈良公園の梅を見るために、片岡梅林へ出かけた。
片岡梅林は、「春日大社参道一の鳥居付近から料理旅館「江戸三」の方向に歩いていくとやがて250本ほどの梅林がある。」(奈良市観光協会のwebsiteから)
写真のとおり、様々な色の梅の木が植えられている。春の訪れを鹿も感じているのか、梅の木の下でのんびりと過ごしている。奈良公園ならではの風景。

今日(2019年2月22日)は、久しぶりによく晴れて、梅が青空に映えてとても美しく見える。
満開まではもう少し時間がかかるようだが、この時期はなかなかすっきりと晴れないのでとりあえず満足。
左の写真の向こうに、ぼんやりと浮かぶのは、浮見堂。
「奈良公園・鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)、八角堂形式(六角形)のお堂です。
水面に写る姿が美しく、水辺の憩いの場となっています。」(上に同じ)
写真左側の石段を降りていくと、浮見堂に行ける。桜の季節には、桜の木はさらに多いので、いちだんと美しくなる。


円窓亭(丸窓亭)、梅林の中にある。
「もと春日大社経庫を改造したもの(鎌倉時代)。・・・奈良公園の早春の装いはまずこのあたりの清楚な梅の香りから始まる。」という。
落ち着いた円窓亭の佇まいが、華やかな梅の木々をいっそう引き立ててくれる。


最後にもう一度全景を。
ほぼ毎年この梅林を訪れるが、梅林の大きさや、木の本数にはそれほど大きな変化は無いように思う。
観光客も確実に増えているので、奈良公園のもうひとつの中心として、この梅林の木をもう少し増やしてくれればと、いつ来ても思う。

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